fx 株 安全 リスク 危険性 資金

FXは危険で株はFXより安全?そんな感覚を持っている日本人も多いと思いますが、
本当の意味での資金リスクや危険性
について、あまり出回っていない情報を紹介したいと思います。

知っている人にとっては当然かもしれませんが、
あまりにも知らない人が多すぎると感じています。

FXの意外な安全性と株式投資のリスクとは?

 

FXや株の前に、そもそも安全とは何か?

『身の安全』と言えば、
事故を起こさないとか健康に過ごすとか、
要は死なないことを意味することが多いですよね。

では、
FXや株式投資において
『安全』というのは何を意味するのでしょうか?

多くの人が想像する安全というのは・・・

  • 元本が減らないこと
  • 元本を失わないこと
  • 元本が守られていること

上記のようなイメージですよね?

 

でもコレだけでは、
抜けている視点がありますよね?

元本を大事にしたい思考は分かりますが、
それが時間軸のどこの点においてなのか?という視点です。

  • 『今』この瞬間なのか?
  • 『明日』なのか?
  • 『来週』なのか?
  • 『1年後』なのか?
  • 『10年後』なのか?

 

もっと言うと、
今日だけ資産を守りたいのか、
10年後も守り続けたいのか?で行動が変わってくるわけです。

仮に今日本円の銀行預金が安全だとしても、
10年後も安全だ!と言い切れますか?

預金封鎖の噂やハイパーインフレ、マイナス金利、円安・・・

挙げればキリがないほど
日本の未来を案じる噂が後を絶たないと思いませんか?

そんな中でも
日本円という銀行預金は安全と言い切れるでしょうか?

 

FXや株式投資以外の先行投資は喜んでする日本人

日本人がいかに情報を鵜呑みにしてしまっているか?という良い事例ですが、
日本人って保険が大好きですよね?

20代を超えて社会人として働いている人で
生命保険に入っていない人を探すほうが難しいのではないでしょうか?

生命保険と一言で言っても、
掛け捨ての生命保険から積立式のものまで色々とあるわけですが、
今この瞬間の身の安全が確保されていないわけではないのに
喜んで毎月なり毎年、高額な生命保険料を支払っているのです。

これって、
今すぐの安全ではなく、
将来の安全(自分自身・家族含む)のために、
お金を失っている(投資している?)のです。

将来的な金融資産の拡大を目的としているFXであっても、
危険!怖い!という感覚レベルの反応で拒否反応を示してしまっているわけです。

 

FXの意外な安全性と株式投資における1000万円の壁

一般的には、
FXというのは破産することすらある超ハイリスクな投資先で、
次に株式投資も結構ハイリスク。

外貨預金などは株やFXほどではないけどリスクあり。
銀行預金は超安全。

そんな風に思っていませんか?感じていませんか?

 

結論を言ってしまいますが、
対象商品が何であれ、金融商品にリスクがない商品などありません。

 

銀行預金であっても、
円安になれば・・・インフレになれば・・・
当然ですが通貨の価値は下がります。

FXであっても、
何も知らずにハイレバレッジを使いこなせ!という情報だけを鵜呑みにしてエントリーしてしまうと
あっという間に資産を失ってしまいます。

 

ということで、
どのような金融商品であっても
リスクが存在することは理解いただけたかと思います。

そんな中、
一般的にはリスクが高いと言われるFXの意外な安全性と、
株式投資や日本円預金における壁について紹介します。

多くの人がご存知だと思いますが、
銀行預金にはペイオフという制度が存在し
基本的には1つの金融機関に預けているお金は
仮に金融機関が破綻するような事態になったとしても
1000万円までは保証してもらえる。という制度です。

でもコレって、
1000万円までですよね?
1000万円より多い部分の貯金や預金はどうなるのか?というと、
最悪の場合は、失うことになってしまいます。

 

ところが、
FXに関してはどうでしょうか?

もちろん、
金融庁に登録されている業者であることなど諸々条件はありますが
実はFXには信託保全という制度があり、資産を守ることが出来るのです。

このFXにおける信託保全は1000万円などという上限がありません。

つまり、
仮に1億円の証拠金を入金していたとしても、
基本的には全額信託保全の対象となります。(業者や条件等により異なることもある)

 

銀行預金は1000万円
FXは業者によるが上限なし。

株式投資は?というと・・・

『日本投資者保護基金』という制度によって1000万円まで補償されます・・・

はい。
1000万円までなのです!!

 

まとめると・・・
有事の時に守れれる額の上限は・・・

  1. 銀行預金:1000万円
  2. 株式投資:1000万円
  3. FX業者:上限なし(業者等による)

どうです?

FX取引を実際に行う業者を間違えなければ、
元本保証という意味ではFXの方がよっぽど安全なんですよ?

 

まとめると・・・

何度かお話していますが、
本当の意味で将来的にずっと『安全な』金融商品など存在しません。

それはFXであろうと日本円の預金であろうと。

つまり、
FXは未来に価格が上がるか下がるか読めない
不確実な商品だからハイリスクだ!と言われますが
不確実という点ではどれも同じなのです。

そして、
私達未来をも生きる存在として1番危険なことは、
現状維持を好み、何も変化せず、無知で居続けることが
最大の損失であり、1番危険なことなのです。

メディアから発信される情報だけをうのみにするのではなく、
金融市場においても本質を見極める能力を磨いてきましょう!

 

>> 勝てるトレーダーになるために必読の書籍Best5