群馬県と長野県の県境に存在する浅間山
あさまさんは日本に存在する火山の1つですが
浅間山を全国的に有名にしたのは1972年に起こった浅間山荘事件でしょう。
そんな浅間山の警戒レベルが上がり噴火が近いのでは?との予言も・・・
浅間山で何が?!2017年に入ってから火山ガスが急増!!
冒頭でも触れたように、
浅間山といえば河合楽器の浅間山荘にて
連合赤軍が立てこもった事件が有名ですよね。
そんなこんなで名前が有名になってしまったあさまやまですが、
この浅間山は日本における活火山の1つで非常に危険なのです。
特に、
この2017年に入ってからは、
1月以降火山ガスの放出量が異常になっているわけです。
この火山ガスというのは、
二酸化硫黄という火山特有のガスなわけですが
通常は1日当たり1000トン出ることもほとんどありません。
それが、
2017年1月以降
平均しても1500〜2500トンという高いレベルで推移し、
最も多いタイミングで言うと約2900トンものガスを放出していたのだとか。
通常時の多い時に比べ、
3倍というレベルですから
これがいかに異常なレベルかわかるかと思います。
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そもそもの原因は火山性地震!?
何事にも理由があるわけですが、
この火山ガスが大量に放出されている背景には
この浅間山山頂を直下とする火山性地震が急増していることが挙げられるのです。
多い日には
1日に50回以上地震が観測されており
暗くなった夜中には河口付近が赤くなるシーンも見られたのだとか。
これは、
まさに浅間山噴火の前触れなのでしょうか?
浅間山を警戒しているのは立命館大学の・・・
立命館大学で地震や火山について研究されている高橋学教授は、
大きな規模の地震が発生した後に、火山の爆発が起こっていないのは
2011年3月11日に発生した東日本大震災だけだとした上で、
現在、
東日本にて
不穏な動きをしているのが
上記でご紹介してきた群馬県と長野県の県境に位置する浅間山だと言います。
気象庁の発表同様、
2000トンを超える火山ガスの排出は異常として
近いうちでの大噴火が起こる可能性を示唆しています。
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警戒レベル2は当たり前?!日本の火山がヤバい!
浅間山は現在、
火口から2キロ以内は危険領域として
噴火警戒レベル2という火口周辺への立ち入り禁止規制がひかれています。
それはヤバい!と思ったのですが、
さすが地震大国日本&火山大国日本。
実は、
レベル2を発令されている火山は浅間山だけでなかったのです!
それどころか、レベル3というより危険な警戒レベルが発動している地域も!
噴火警戒レベル3(入山規制)
- 桜島
- 口永良部島
噴火警戒レベル2(火口周辺規制)
- 阿蘇山
- 霧島山
- 薩摩硫黄島
- 諏訪之瀬島
- 草津白根山
- 浅間山
- 御嶽山
※2017年1月30日AMデータです。
ということで、
九州地方と関東甲信越地方にて
地震が起こった時に同時に火山噴火による被害拡大の可能性がありえますね。
該当地域の方は、
最大限警戒されてください。